モエレ沼公園|自然が融合する巨大な芸術

北海道

四季の変化ごとに別景色となる最高の絶景と遊びゾーン「モエレ沼公園」をご紹介しますね!彫刻家で知られるイサム・ノグチの設計により造られたモエレ沼公園は、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトの通り、公園全体がひとつの彫刻作品として雄大な姿がドーンと存在しています。もちろん、アートやレジャーを楽しむだけではなく、〇〇映えにも最高。カメラを本格的に楽しむ方たちにも注目されるスポットなんですよ。

しかも、元廃棄物処理場が23年の歳月を経てアートパークとして再生したことより、自然環境保全の観点からも注目されている場所。ぜひ一度は訪れてほしいゾーンのひとつをご紹介いたします。

 

「ガラスのピラミッド」モエレ沼公園の象徴

ガラスのピラミッドは、三角面と四角錐の1113枚ガラスによって構成された建築物。このガラスに時間ごとで映りこむ景色が美しく、青空も壮大ですが夕焼けが映る時間帯もおすすめ。

また、ガラスのピラミッドの室内にも侵入してみてくださいね。中は開放感と差し込む光に感無量の大きさを感じることでしょう。

施設内には、評価が高いレストラン、ショップ、ギャラリーもあり、音楽イベントや美術の展覧会場として使われることもあるようですね。

冒頭で少し触れましたが、廃棄物270万tを埋め立てた後に造成された約1.89k㎡もの公園。自然環境保全の観点からも注目を集める点には、もうひとつあり、ガラスのピラミッドに自然エネルギーである雪を活用した冷房システムを導入しているのです。ひとりでも、恋人と、ご家族でお子様にも関心をもってもらえそうなモニュメントですね。

出典引用:モエレ沼公園 ガラスのピラミッド “HIDAMARI”

モエレ沼公園 イサム・ノグチ設計
モエレ沼公園 イサム・ノグチ設計

直径48m「海の噴水」幻想的にライトアップ

公式でも、「水の彫刻」と表現されるほどダイナミック。
「水」を素材とした、さまざまな造形活動を試みていたイサム・ノグチ。モエレ沼公園の中央に位置する「海の噴水」は、最大25mまで水が噴き上がるダイナミックな噴水ショーが開催されています。
1日3~4回運転していますが、時間の違うプログラムを楽しめます。15分のショートプログラムと、40分のロングプログラムがありますが、ロングプログラムはストーリーのように構成されており、ダイナミックな水の造形美に目を離すことができなくなること間違いありません。

また、昼とは異なる表現を楽しむことができ、夜のライトアップは幻想的な雰囲気になるのも魅力。

最大25mまで吹き上がる運転期間は、4月下旬〜10月中旬頃とされていますが、雪国ですので、期間を確認してからがいいですね。※強風・雨天・雷などの天候での停止もあるようです。

1年間遊び倒せ!桜の森・モエレビーチ・クロスカントリースキー・ソリ遊び

モエレ沼公園は、どの季節に訪れても満足できるほどの顔をもっています。

サクラが咲く「サクラの森」は、約1,700本のサクラが植樹されています。
その中に設置されている7つの遊具エリアには、イサム・ノグチがデザインしたカラフルな遊具は126基も。お子様の好奇心が沸き起こるような世界が広がっています。

大自然とサクラの絶景を見逃さない為のチェックポイントは桜の時期。北国の桜はGWになることも多いので、事前確認をしていってくださいね。また、2022年7月上旬から遊具改修工事実施中。使用できる遊具一覧の確認は、最後に記載しております公式リングから。

夏には水遊び場「モエレビーチ」施設がオープン。海辺をイメージして造られた子供たちのための水遊び場です。北海道札幌市は「海のない」地区。そうした札幌の子どもたちに、海のない札幌の子どもたちに、イサム・ノグチが「贈り物」として設けられた場所だとか。美しい波紋を描きながら、中心から湧き出した水が海辺へと広がっていく様。最深部45cmで安心して楽しめる子ども達の人気のスポットです。

施設の開放期間は約2か月半位ですので、時期と時間と定休曜日も確認して訪れてみてくださいね。

秋・冬

プレイマウンテンや公園全体を見渡せるランドマーク「モエレ山」

寒暖差のある北海道の秋には紅葉。また、イベントの「モエレ沼芸術花火」(有料)も秋に開催されます。国内各地の花火師が集結し、広大な敷地の中で、「花火と音楽」をシンクロさせた幻想的な空のアートを間近で観賞できる日があります。帰りには手をつないで語りたくなるような芸術的な美しさを一度は体験してみてほしいですね。

冬は人気の雪遊びスポット。ソリやスノーシュー、歩くスキーもレンタルできちゃいます。もちろん、モエレ山頂上から眺める真っ白に輝く「雪景色」も特別。

モエレ沼公園
住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
定休日:無し ※園内各施設は定休日あり
料金:入園無料
駐車場:無料
電話011-790-1231
公式サイト http://moerenumapark.jp/使用できる遊具一覧は以下のリンクにあります。
※最新は公式サイトより必ずご自身で更新にて確認されてください。
https://moerenumapark.jp/pdf/restoration.pdf
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